ビシッと背筋を伸ばして座るのと、力を抜いてだらっと座るのでは、「だらっと座った方が楽」と感じる方のほうが多いと思います。 でも、体にとって重い頭を支えるには、きちんとした姿勢の方が、負担は少ないはずです。なのになぜ、だらっとした方が楽だと感じてしまうのでしょうか? その答えは、「脳が騙されている」から。人間の脳は、しつこくその姿勢を続けていると、「そうか、これが正しい姿勢なんだ。」と勘違いをしてしまうのです。 体に負担がかかっていても、それを楽だと感じてしまう。これが、自分が気付かないうちに姿勢が悪くなっていく原因です。 これをこのままにしておくと、いつか負担が支えきれなくなって、早く体が衰えてしまいます。 |
|
|