お子さんの姿勢




ビシッと背筋を伸ばして座るのと、力を抜いてだらっと座るのでは、「だらっと座った方が楽」と感じる方のほうが多いと思います。
でも、体にとって重い頭を支えるには、きちんとした姿勢の方が、負担は少ないはずです。なのになぜ、だらっとした方が楽だと感じてしまうのでしょうか?
その答えは、「脳が騙されている」から。人間の脳は、しつこくその姿勢を続けていると、「そうか、これが正しい姿勢なんだ。」と勘違いをしてしまうのです。
体に負担がかかっていても、それを楽だと感じてしまう。これが、自分が気付かないうちに姿勢が悪くなっていく原因です。
これをこのままにしておくと、いつか負担が支えきれなくなって、早く体が衰えてしまいます。



成長期の姿勢について

体が最も成長する成長期に骨格が歪んでしまうと、若いうちから腰痛が出たり、早くから体にガタが来てしまいます。更に、姿勢が悪いままスポーツをすると、特定の部分に負担がかかり過ぎて、体を壊してしまうこともよくあるんです。
特に、成長の時期が男の子よりも早い女の子は、より注意が必要です。
心と体は繋がっています。体が一気に成長してバランスが崩れるこの時期、やはり精神的にも不安定になりますよね。「骨格が歪むと反抗期が早く来る」なんていうデータもあるんです。



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